日々のあれこれ

 12月を前に、やっと肩の荷を下ろした

 アスパラ畑には刈るのが惜しいくらいまだ青々とした株が並んでいたけど、

こんな風に雪に埋もれたり、マイナス気温に晒されたりを繰り返しているのを見ると、枯れるのを待っていられなくなった

 そんな訳で、先日の気温が上がって雪が溶けたタイミングを逃さずに刈り取ってしまった

 だから、上の写真は下の写真の2日後というタイムスリップ感のある状態になった

 Laboのネギも来年の元株にする分を残して、収穫する分は掘って出荷してしまった

 だから、「いつ片付けるのかな?」と、近所の人たちが気を揉んでいただろうビニールも、

 無事に片付いてほぼ骨組みだけになった

 今日みたいに雨がが降ると、もう外でできることはなくなっちゃったんだな

 ほっとしているんだけど、なんだか物足りないような…

日々のあれこれ歳時記

 曇り時々雪 最高気温マイナス3℃

 そんな天気予報に絶望的な気持ちになるけど、実際はこう

 確かに朝からずっと空は雲に覆われていて、雪がチラついたりしっかり降っている時間が多かった

 外に出てみると、気温は間違いなくマイナス!

 だけど「現地の声」としては一日中それが続くってこともないと言いたい

 この陽射しのお陰で路面の雪は溶けて日中は走りやすい

 車に積もっていた7〜8cmの雪も、払い落としたので残りは溶けて昼までには乾きそう

 昨年も実感したものだけど、このあたりからは気象衛星では予想しきれない天候の変化が激しい季節がやってくる

(関連 冬のあかり

 つまりは、これから冬を越えるのに「そんなに辛いことばかりじゃない」って思いたいのです(笑)

日々のあれこれ母の一世紀

 かあちゃんが言ってたもんだ

 「亡くなった者は真っ暗な道を進まなければならないんだ

 でも残った者が仏壇に花を供えると、その道の灯りになって迷わないで歩いていけるんだ

 私のときも、どうか花を供えてくれよ」

 母が中学生のときに亡くなったという祖母の話を聞くことは昔から少なかった

 思い出の少なさのせいか、話すときにいくらか滲む“痛み”のせいか… (関連 喪失の痛み

 春から秋の間には敷地のあちらこちらに花の種や苗を植えて、毎朝水を換えたり新しい花を取って来たりしていたけど、冬にはわざわざ買って来て供えている 先祖のために、そして大好きな父が暗い道で迷わないように

 なるほど…と、納得がいった

 ところで、冒頭の話をしている相手は私ではなく遊びに来ていた友だちで、共に仏壇を守っているという話題の延長だった

 あんなに何度も同じ話を聞かされているのに、この話は初めてだぞ…

 スーパーの花売り場で、冬場に値段が張る花を選んでいる母を見ている私の微妙な表情… 気づいていたのかなぁ 気遣わしかったかなぁ

 ごめんなさい この冬はもっとにこやかに見守ります

どこを見てももう花がないので、神奈川で撮った散歩道の花を