日々のあれこれたどり着いた視点

 大臣が何人か辞任した

 次の“あの会”のお題が一つ決まった

 「任命責任」?

 みんな生活が苦しくて、少しのお金のための窃盗が頻発しているというのに、そんなことを議論している場合じゃないよね?

 国民の生活に直接関係しない、“お家騒動”みたいなことの審議は、勤務時間外にやってくれないかな

 光熱費だって、税金で払うのが当たり前って思ってない?

 どうしてもそこを突き詰めたいっていうんなら、その辺の広場や野原を使って話し合ってください  早朝とか休日にね

 お金もそんなにかからないし、誰でも気軽に“観戦”できるから、きっとたくさんの選挙民に喜ばれるはず!

 雨が降ったらどうしようって?

 大丈夫! 最近の作業着の店は、オシャレで機能性の高いレインウエアの品揃えが豊富だから

 お年寄りにはきつい?

 そう、それが“潮時”というものです

日々のあれこれ

 blog開始から2年が過ぎ、投稿は、今回で100本目になりました

 「はじめに」でも書いたように、きっかけは2004年に出したエッセイ集でしたが、それを紹介し終えても、話題はなんとなく見つかって、更新し続けることができました

 年齢が進むとありがちな、周囲やマスコミへの不満もちらほらと増えてきました(汗)

 「これを読んで共感してくれる人がいたら、こっちも読んでほしいな」と思うこともあって、リンクを貼るという小技も覚えました

 これからは、そこそこ気に入っていて、埋もれてしまうのは惜しい作品に再び光を当てることが増えるかもしれません

 自己満足の「秀作」にも、どうかお付き合いください

 100回を記念して(?)イメージ画像を開始当初のものに戻してみました

(覚えたての技術を駆使して、少し手を加えました  下の写真が、本当の当初のものです  あまり変わりませんね…)

同じ空の下

「生きてりゃ、きっと良いことがあるからな」

 父のもとへ、訳あって後妻として入った母に、舅である祖父がそう言ったという

 その日、母は祖父らと一緒に田んぼで農作業をしていた

 長男である伯父は健康上の理由で農家を継げず、代わりに次男である父が継ぐことになったと聞いている

 その伯父が、仕事をしている田んぼに夫妻でやって来て、何やら頼み事を祖父に持ちかけていた

 伯母の服装は、緩やかでスカート丈の長いワンピース  こんなに忙しいときなのに、手伝おうという気はさらさらないと、一目で分かる様子だった

「こんな忙しいときに来るな」

 不機嫌に二人を追い返した後で、祖父が母に言ったのが、冒頭の言葉をだった

 あまりにも対照的に、汗と土と埃にまみれて働いる母へ、精一杯の慈しみを込めていたに違いない

「嬉しかったな…」

 祖父らしいなと思う

 ものごとを多角的に見ている人だった

 こんな風に、母はふと思い出したことを話すことが増えた

 夏に帰省する半月ほどの間に、今まで聞いたことのなかった思い出話がぽつりぽつりと出てくる

 それまでの長い間の沈黙を思い、心が揺れる

「生きてりゃ、きっと良いことがあるからな」

 もちろん、良いことはある

 孫やひ孫が遊びに来る

 デジタルアルバムに写真が届き、離れているひ孫の成長も見守ることができる

 それでも、長い沈黙がある

 父は病気のせいで施設に入り、こんな状況下で会えない日が続いている

 血が繋がっておらず、気遣わしいながらも、何だかんだと寄り添いあっていたねえちゃんにも先立たれてしまった

「生きてりゃ、きっと良いことがあるからな」

 大好きだった祖父がそう言ったのなら、それは実現しなければならない

 私の手で (関連 繋がった空の下で

日々のあれこれたどり着いた視点

 最近、しきりに言われる“SDGs”

 資源の再利用を取り上げる内容が目につくが、他にもたくさんある

 あと8年で達成しようとしている目標が17も…!

 「本気?」って、他人事みたいに思ってしまう

 内容を見ると、地球環境の改善を目指すものをはじめとして、世界平和、人権の尊重、経済の発展など

 目新しいものはない

 どこかで見聞きしたような…

 他人様には礼儀正しく  迷惑をかけるな

 いい加減な仕事はするな

 自然に対して謙虚であれ

 言葉で聞いたわけではなかったけど、親や家族の背中がそう言っていた

 日本人の根底にずっとあったこうした価値観に、ひとつひとつ番号をふって、わざわざ一覧表にして

 全世界が、足並み揃えて目標に掲げたのだから、従って行こうと

 そこまでしないと動き出せないくらい、日本人の民度は下がってしまったのか

 不本意に思いながらも、自分の価値観に従って、今日もごみの分別を守っている

日々のあれこれたどり着いた視点

 広く浅く採用している、座右の銘の一つです

 仕事で文書を作成する、外部と連絡を取り合う、など、上司に最終チェックを依頼するときには、「間違いを見つけてもらおう」「落ち度を指摘してもらって修正すればいいや」と甘えないと決めています …当たり前かな?

 先日、スーパーのトイレに入ったら、大きめの汚物入れの上に貼り紙がしてありました

「大人用の紙おむつを大量に入れないでください」

 極端な例とはいえ、これが現状です

“厄介な荷物を、だきるだけ早く手放したい”

 大量に買って、大量に廃棄するのが活発な経済だとされている今、捨てるときの思考や行動に人間性が大きく表れます

 そもそも、家庭で出たゴミをきちんと分別して、決められた日に出したところで自分一人で解決しているとはいえないのです

 天候も気温も関係なく、それを回収して廻る人がいます

 清掃工場で焼却して、残った灰を埋め立てる人やシステムがあります

 トイレを使った後に水を流し、綺麗になったところで、それは自分の努力で成し遂げているとはいえないのです

 そんな、自己完結が不可能な世の中なのですから、せめて「次にこれに触れる人」へ想像力を広げて、誠意ある行動をしたいものです

 この面では、自己完結は一生クリアできない高すぎるハードルです

この植物は北海道にもありました! 青い丸いのはおままごとの材料でした「イシミカワ」という名は、今回調べて、初めて知りました

日々のあれこれ導いてくれた歌

♫ 訪れるべき時が来た もしその時は 悲しまないでダーリン

 昨年の夏、テレビのCMでこの曲が流れた時、体の中で何らかの堰が切れて、溜まっていた思いが一気に溢れ出すのを感じました

 敢えて紹介するまでもない、Official髭男dismさんの、「アポトーシス」です

 我が子たちほど世代の離れた彼らを、何年か前から尊敬すら感じながら見守って来ていました

 言葉にも音楽にも秀でた天才って、いるんだな…  そう感じさせてくれる曲を、幾つも世に送り出しています

 この曲に心を揺さぶられた人はきっと多かったでしょう

 でも、そこまで大きく取り上げられることなく、静かにブームが去っていったような気がします

 理由は多分、「あまりにも、身につまされる」から

 突然の別れに怯えながら、「でも自分は大丈夫」と思いたい

 そんな毎日の中、現実を突きつけてくるこの曲を受け止めるには、大変な勇気が必要のように思われました

♫ 別れの時など 目の端にも映らないように そう言い聞かすように

 そのときからこの曲は、事あるごとに私の頭の中で再生され、一つの決心へと導いてくれました (関連 繋がった空の下で

 確実に訪れる別れなら、後悔しないように、今できることをするのがいいよ

 そう、背中を押してくれました

♫ 別れの時まで ひと時だって 愛しそびれぬように

 ただ一つ残念なのは、こんな素晴らしい曲に対してさえ、とてもいいところで

「使ったコップは片づけなさい」

と、つい指摘している、口うるさいお母さんがここにいることです

今年のキンセイマルは花盛りです

子どもたちのこと導いてくれた歌

 秋分の日が過ぎて、日足がどんどん短くなっていくこの時季に、つい口ずさんでいる歌があります

♫ 今日もせつなく秋の日差しが遠のいてゆく

 桑田佳祐さんの「JOURNEY」です

♫ 寂しくて口ずさむ歌がある  名も知らぬ歌だけど 希望に胸が鳴る

 聞き初めの頃は、桑田さんの振り絞るような声と相まって、なんとも言えない切なさが込み上げ、その出処も分からず戸惑ったものでした

 お母様との別れを歌った曲だと知ったのは、恥ずかしながら、しばらく経ってからでした

♫ 旅立つ身を送る時 帰りくる駅はなぜに見えない

♫ とうに忘れた幼き夢はどうなってもいい  あの人に守られて過ごした時代さ

 このフレーズを口ずさむ時、私はいつも、過去ではなく未来に思いを馳せます

 私を送った後の子どもたちの姿です

 もう既に、それぞれの人生を歩き始めているのですから、心配などすべきではないのですが、なんたって、私はなかなか子離れできない母親です (関連 後悔していること

 夕焼け空に向かって嘆いてばかりいないで、朝日を見るために振り返ってくれるかな…

 私といた時間を過去のこととして、笑いながら話してくれるかな…

 言葉を尽くして乗り越えようとしているこんな歌を、誰か教えてあげてくれないかな…

と、自分の命の儚さを書いてみたものの、私の家系は、90歳超えが当たり前の、長寿を誇っているのも事実…

 「いいかげんにしてくれないかな」と言われないように、賢く歳を重ねようと思います

今年は銀杏が豊作のようです