子どもたちのことたどり着いた視点

 数日前の夜、息子は遅い時間に仕事から戻り、シャワーを浴び、夕食を食べた後に出かけて行った

 こんな遅い時間なのに…と思ったが、黙って送り出した

 息子は高校1年生の春、1つ年下の、親しく付き合っていた後輩を事故で亡くした

 それから毎年、誰が言うともなく、その日に仲間が集まることにしているらしい

 もう15年も経ったのか…

 通夜と告別式に参列した息子は、つぶやいたのだった

 「俺、親より先には絶対死ねないな」

 ご両親の嘆く姿は、無鉄砲な若者たちに、さまざまな思いを投げかけたのだろう

 「久しぶりに、まともなことを言ったな」 そっと思った

 そして、私も思うことにした 不満や要望は尽きないけど、「生きているんだから、いいや」

 もう、15年も使ってきたのか…

 要望は尽きない

 夕食要らないんだったら、早めに連絡してよ!

 不満は尽きない

 洗濯物を出すときはさぁ…! 💢💢💢

 ここで、登場

 「生きているんだから、まあ、いいや」

トキワツユクサ  ツユクサにも、いくつか種類があるんですね