同じ空の下

 孫が北海道まで遊びに来る!

 会うのは半年ぶり

 この時代だから、FaceTimeでちょくちょく顔を合わせて来たけど、そばに来てその温かみを感じるのは久しぶり!

 まだ小さいから、かつて夢見ていた“桃”は流れて来ないだろうなぁ…

今どきの昔話 を参照してください)

 今日から、4日間「孫が来て嬉しいけどヘトヘトになるおばあちゃん」を満喫します (*゚▽゚)ノ

“ヨメさんトンボ”と呼んでいる背中も顎も赤いトンボを、今年は頻繁に見かけます

同じ空の下,日々のあれこれ

 毎日楽しい 懐かしい

 あっという間に3ヶ月が過ぎた

 少し変わっている風景の中に、昔の様子を思い起こして、比べてみるのが楽しい

 娯楽が少なくて退屈なときもあるけど、それさえ懐かしい

 稲の心配をしたり、野菜の世話をしたり、雨が降れば除草しなくちゃと気を揉んだりしているうちに、あっという間に月日は過ぎていく

 昨年との違いを 5年日記 で確認しながら、充実感を味わっている

 母は相変わらずマイペース

 耳が遠くて、耳元で大きな声を出さないと聞こえないのに、色々なことに関心があり、あれこれと訊いてくる

 できるだけ短く、分かりやすい言葉を選んで、お腹から声を出して伝えたのに、数分後には同じことを訊いてくる

 それでも、笑いながら同じことを言ってあげられるのは、私の心の中に 見捨てられなかった思い出 があるからなのかな

 それにしても、イライラしちゃう日も来るんじゃないかと心配…

先日の満月は、見事でしたね

同じ空の下母の一世紀

 母との生活が始まってほぼ3ヶ月

 話し相手がいる

 必要なときに買い物ができる

 食事を準備する負担が軽くなった

 一人でいるときには味わえなかった心強さ

 母の安心感は、言葉からも表情からも伝わってくる

 それでも、私が起き出す6時には家の周りを既に一周していて、野菜の生長ぶりを把握している

 田んぼの水が多いだの少ないだのと、気を揉んでいる

 先日は、やっと実が膨らみ始めたとうもろこしがアライグマに荒らされたと、起き抜けの私に憤りながら知らせてくれた

 午後、木陰の椅子に座ってじっと遠くを見ている

 遠くで庭仕事や畑仕事をしている友だちを見ている

 元気ぶりを確認したり、その人と楽しんだことや苦労話を思い出したりしている

 夕方、やっと風が涼しくなったと喜んでいる

 沈んで行く大きな夕日に手を合わせている

 ずっと一人でそうしていたんだね

 そんなとき私は空気になって、様子をただ見守っている

 祖父が母に言った言葉

 「生きていりゃ、きっと良いことがあるからな」( 勝手に使命感 参照)

 良いことあった?

 私が聞いたら、きっと「あったよ」って笑顔で言うんだろう

 本当のことだけ知りたいから、それは聞かないことにしている

7月に富良野へラベンダーを見に行ったのは、何と初めてです