カポックの花が

 少し前に、安全地帯の歌について書いたので、今回もそれにあやかったタイトルにしましたが、歌詞には関係のない内容です。ごめんなさい。

 「じれったい」のは、カポックの開花までの道のりです。

昨年の12月21日

 冬に向けて、剪定をしていて気づきました。この状態になるまで気づかなかったことに、少し落ち込みました。

1月30日

 写真が下手でごめんなさい。

 1か月以上経っても、ほとんど変化なし。やはり、気温の影響は大きいのでしょう。

4月10日

 暖かくなって、やっと変化が目に見えるようになりました。

 25年前には、4月にはもう咲いていましたが、(関連 思い出のしおり )北海道の家の中で育てていたので、このペースが自然界としては正しいのでしょう。

4月29日

 アスパラのような“節”の部分が開いて、そのひとつひとつから、花芽が出始めました。

5月14日

 花芽がいよいよ開いてきました。これが伸びて、さらに枝分かれをしていきます。

 ここまで半年!

 子育て中だった前回は、毎日が慌ただしかったのもあって、そんなこと感じた記憶がありませんが。

 ああ、じれったい…。

カポックの花が

 カポックの花芽に、びっくりするくらい変化がない。

 零度を下回る朝も多いので、こんなものだったかもしれない。

 25年前を思い出してみる。

 あの年は、春の異動で引っ越しがあった。

 北海道の南から北へ、500キロの引っ越しだった。

 花が咲いた頃のカポックを、巻き段ボールで包んで、トラックに乗せたのだったか、自家用車で運んだのだったかは覚えていない。

 せっかくの花が傷つかないか、とにかく気遣わしかったが、ほとんどダメージ無しで運んで、新転地でたくさんの実を結ばせたのだった。

 そうだ、花は3月〜4月! 先は長いんだった…。

 それにしても、あの年は大変だった。

 子どもたちが小さかった中での引っ越し…。荷造りは、ほとんど一人でやらなければならなかった。末の息子は一歳で、手がかかったしなぁ…。

行った先は、とにかく寒かった。流氷も見たんじゃなかったっけ…。

 アルバムだけじゃなく、こんなところにも思い出の栞があったんだなぁ。(二つの塔参照)

 呼び起こされる記憶に、一喜一憂している私を横目に、今日もカポックはジッと息を潜めている。

カポックの花が

 昨年末に、ベランダに置いているカポックに花芽が付いているのを見つけました。

 30年育てていて、2回目です。

 この前は…と、子どもたちの年齢で計算してみたところ、何と25年前でした。

 花の後に実った赤い実を、末の息子がイタズラして、手をベタベタにしたことが、思い出すヒントになりました。そんなものですね。

 さらに、記憶によると、ここからが長いはず。

 花が咲いたのは3月頃で、実がなったのは5月だったか…。

 いずれにせよ、しばらくは楽しめそうです。

 年が明けてからは、孫を連れて娘夫婦が来たり、末の息子が久しぶりにこちらへ戻って来たりと、賑やかで何かと気忙しい日々でした。

 慌ただしいのが過ぎると、ポツンと置いて行かれた気がして、身の置き所にも困るほど寂しくなる瞬間があります。これまでは、どうやって過ごしていたんだっけ…。

 そんな私を励まそうと、“旧友”のカポックが、楽しみを用意してくれていたのかな…。なんと、半年分も!

 しかも、四半世紀ぶりの開花だなんて、今年はいいことあるといいな ☺️

 松の内が過ぎてしまいましたが、みなさま、あけましておめでとうございます。

 今年も、拙文にお付き合いくださいませ。

寒い毎日に、じっと耐えるように、数日間変化ナシです