同じ空の下,日々のあれこれ歳時記

手前は、除雪でできた雪山です 結構な高さになりました

 水平線でも山の稜線でもなく、今年の初日の出は霧の奥からぼぉっと現れました

 こんな風に光り出す前の白い円が見えたときに気づいて、慌てて外へ出て写真を撮ったのですが、発表の最低気温がマイナス16℃の朝です 一瞬で手がかじかんで、堪能したり祈ったりする余裕もなく、ものの30秒で家の中に駆け込みました

 太平洋側とは違い冬の晴天が少ないこの地で、こんな形でも元旦に太陽が見られたのは嬉しいことです

 父が動けなくなってからここまでの5〜6年は、神棚の掃除やしめ縄の新調も満足に出来ずにいたようです

 久しぶりにリフレッシュした神仏にこれなら文句はないでしょうと今年の安全祈願をしました

 母は昨夜の紅白の氷川きよしさんが素晴らしかったとニコニコしています

 2025年がゆるりと始まりました

日々のあれこれ歳時記

 昨日の最高気温はマイナス6℃だった

 前回投稿の冬のあかりのとおり、日がさす時間も結構あるので、体感ではそんなに辛くはなかった

 それでもマイナスはマイナス

 積もった雪が溶けることはないので、雪玉を作ろうとしてもサラサラしていてまとまらない

 だけど、一日中マイナス気温の真冬日でも、道路の雪が溶けてアスファルトが露出するタイミングがある

 今シーズンに入ってから気をつけて見ていたけど、大体マイナス3℃以上になった時じゃないかな

 日差しの役割もあるけど、もう一つの要素はきっと地熱

 道の上に比べて橋の上の雪は溶けづらいもの

 路面の雪が僅かに溶けたところから、黒いアスファルトと水がいい仕事をして雪溶けが加速する

 日中だけでもアイスバーンから解放されるのは嬉しい

 こうやって、寒い中にも訪れるホッとできる材料をかき集めて、この冬を乗り越えようと自分を励ます日々

 冬至十日前 の言葉どおり、日没時間は10日辺りに底を打って、夕日はこちらへ近づいてきているし!

関東では、そろそろ蝋梅が蕾をつけている頃かなぁ…

日々のあれこれ

 雪国に住んだことのある人には、この感覚が分かると思います

 この秋、甥が敷地内に砂利を敷き詰めたときにも言いました

 一冬雪の下にして、その水分と重みで地面を締めて、安定してからその場所を使うつもりだとすぐに分かりました

 作物を育てる畑にも言えることです

 枯葉や枯れ草が、雪の下で凍ったり溶けたりを繰り返して分解が進む

 雪が溶けてしっとりしている畑を耕すことで土に混ぜ込まれる

 昨年までの関東圏の冬は、木の葉などは自然に分解しないので集めて処分しなければなりませんでした

 それをもどかしく感じていたのは、今年の遺物は雪の下にして、あとは自然に丸投げするのが当たり前だと思っていたからでしょう

 ところで、“雪に任せる”前に、やっておきたいこともそこそこありました

 家の軒下の苔を剥がして、玉砂利を剥き出しにして雪の下にしたかった…!

 畑も、もう少し手の入れようがあったなぁ…

 ここからは根雪だろうなぁ…ってくらい降っちゃったから、そんな後悔も真っ白にリセットして、来年の課題にします