カポックの花が

 6月最後の週は連日の猛暑日で、心身ともに打ちのめされながら過ごしました

 やっとの思いで迎えた週末です

 そんな週の最中、カポックの花が満開を迎えました  さすが、熱帯の植物です

 嬉しさのあまり、前回( じれったい )の続きとして、まとめておくことにします

5月28日

 花芽の一つひとつがふんわり開いてきました  前回の14日の写真とそれほど変わりないけれど、些細な変化も見逃すまいという意気込みが感じられるでしょう(笑)

6月4日

 たった1週間でここまで変わるのですから、気候が向いて来ているのですね

6月11日

 そしてまた1週間  蕾がわさわさと出てきました  いよいよ…!

6月19日

 次の週には、蕾がほぼ出揃いました  テンションは、うなぎ登りでした(照)

6月25日

 そして先週、咲き始めたと小躍りしていましたが…

6月30日

 とうとう満開を迎えました

 花言葉は「すごく真面目」「実直」だそうです

 ちょっと笑えます

 この7ヶ月間の私みたいで…

 花の後は、実を楽しむときが待っています。

 可愛いけど、ベタベタするんだったよなぁ…

 ちなみに、今花をさわってもベタベタとした蜜(?)が手につきます

 上のタブから「カポックの花が」のカテゴリーを選ぶと、今年の初めからの関連の文が読めますので、よろしかったらご覧ください

日々のあれこれ歳時記

 夏至が過ぎました

 太陽の高度が南の地平から78度(横浜市)と一番高くなるのに、毎年梅雨時で実感できる年はなかなかありません

 今年の21日もしかり、でした

 ところが、今日はどうでしょう!

 真っ青な空を、首が痛くなるほど見上げたら…

 眩しくて、とても正視はできませんが、逃げ場を失うくらいの高みから、ギラギラと照りつける太陽を味わうことができました

 私のこだわりから、日の出は13日頃をピークにじわじわと遅くなり始めていること、日没は、29日が一番遅くなることを付け加えます

 真北を中心に東と西にそれぞれ最高60.1度の位置まで動いて出入りする太陽(これも横浜市が基準)に、北極の白夜まで想像してワクワクが止まりません

(関連 北面を照らす陽 )

 ちなみに北海道を調べたら、札幌市で真北から56.1度でした

 この時季は、7時半でも、無灯火で運転できたことを思い出します

やっと咲き始めました! えっ…と思うほど地味な花ですが、25年という月日やあの頃の思い出を振り返ると、やはり愛おしいです

日々のあれこれたどり着いた視点

 油断しないで見ていてくれないと、ひねくれちゃうよー

 まさしく、そんな感じです

 12本のコキアは、素直で順調な株と、どこで挫けたのか、絶賛迷走中なのと、この幼さで、もう明暗が分かれてきました

 全部が順調だなぁと、思える瞬間はありません

 太陽の光と重力とに逆らわず、上へ上へと伸びるだけかと思いきや、様々な要因があってこのようなことになってしまうのでしょう

 三人の子どもたちを育てているときも、そうだったなぁと思い返します

 みんな順調!と思えた瞬間なんて、長女が小学校に通っていた頃までで、年に数回はあったかな…

 この年になっても、子どもたちに関する心配は絶えないし、加えて高齢化する両親のことは常に心配だし、姉や甥っ子、姪っ子のことで手を貸せないかと焦りを感じる日もあります

 人生の縮図(?)のような12本は、外で自生しているものよりは随分育ちが遅いようですが、秋までにどこまで楽しませてくれるのか、他と比べることなく見守っていくつもりです

*種は、 縁切り上手で、カマキリが乗っていた自生のコキアから、頃合いを見ていただきました。

そして、カポックはすこぶる順調
キンセイマルの花芽は4つに増えました 先の2つは同時に咲くのかと思ったら、どうやら順番待ちをするようです 深いなぁ…