日々のあれこれ歳時記,母の一世紀

 二十四節気の立夏だった昨日は

予報どおりのこんな光景から始まった

 そしてまた予報どおりにこの雪はみるみるうちに溶けて、気温も20℃近くまで上がってそれらしくなった

 長期予報でももうそんなに下がらないって言ってるし

 いよいよここから動き出そう!

 先へ先へと気が早るのを、何だかんだと説得して押し留めてきた母にもやっと解禁宣言が出せる

 まずはトマトを定植した

 はやから 種を蒔いたせいで、大きくなりすぎないかとヒヤヒヤしながら見守ってきた生活からやっと解放される

 「豆やジャガイモはどんなに早く植えても良いもんだよ」

 「土づくりの都合があるから、もうちょっとしてからね」

 何度もせっつかれてきたサヤエンドウは午前中に種まきした

 一番気温が高くて風も強い今を避けて、夕方になったらジャガイモを植える

 さっき一緒にホームセンターに行ったら玉ねぎの苗を見つけて、「玉ねぎも植えなきゃね〜」だって…

 分かってるの!

 でも、そんなにいっぺんにできないの!

 北海道にやっと届いた春と、気持ちが昂ぶってしょうがない大先輩にせっつかれながら、今年はどれだけのスキルアップが果たせるんだろうな…

日々のあれこれ母の一世紀

 先日、仕事から帰ると庭にこんなモノが出現していた

 関係者は一択

 母に事情聴取

 なんでも五寸アヤメという草丈の低い品種のアヤメが芽を出してきたのだという

 母や姉妹を育ててくれた叔父さんとの思い出の花で、いつの頃からかここに二本だけ生えるようになったそう

 ここ数日間は強風が吹き荒れていた

 「可哀想になっちゃって…」

 これまでもそんな日は何度もあっただろうし、それに耐えられる品種だからこそ今年も芽を出したんだろうけど、ふと保護したくなっちゃうところが母らしい(笑)

 雪が解けて身の周りの植物が動き始めると、母の記憶の出し入れも忙しくなる

 こちらの仕事が増えちゃうことも多いんだけど、それはそれで喜ばしいことかなと諦める

日々のあれこれ母の一世紀

 2月中旬の種まき( はやから 参照)

 ビニールハウス周辺の除雪や融雪剤散布

 母の数々のフライングの末に、とうとう“はやから”ハウスのビニールを掛けることになった

 「全く、仕事を増やしてくれるよ…!」と不本意な気持ちで始めたけど、出来上がっていくにつれて気分が高まっていった

 去年 Labo と呼んで、いろいろな実験めいた“お試し”を楽しんだ場所が今年もまた始まるんだ!

 ああだこうだと言い合いながらも、最後まで付き合って仕上げてくれた息子に感謝

 母が勢い余って壊してしまった扉まで直してくれた(笑)

 とりあえず、芽がほぼ出揃ったインゲン、きゅうり、ナス、トマトを居間から移動させた

 朝晩の寒さをしのぐために掛けておくビニールや毛布も、いつの間にか持ち込んであった

 長年の経験と熱意は、年とともに増大しつつある億劫な気持ちを凌牙できるかな…?