太陽の誕生日

日々のあれこれ歳時記

 もうじき冬至を迎えます。

「太陽の誕生日」とはよく言ったものです。

 南中高度が一番低くなる日。つまり、ここからまた高く仰ぎ見る太陽へと転じていくのです。

 でも、日の出や日の入り時刻はそれに準じていなくて、日の出が最も遅いのは、年が明けてからだと知ったのは、ずいぶん後になってからでした。

 いつの頃からか、太陽の動きが気になって仕方がなくて、新聞の太陽と月の動きの情報欄を切り抜いてノートに貼り付けたり、日の出ている時間を計算して書き込んだりということを2年間続けたことがありました。

(2年やってみたら、ほぼ同じなのだと納得できたのでやめましたが…)

 そこで得た、前向きになれる情報は、「冬至よりも半月ほど前に日没は底を打つ」ということです。

 定時に仕事を終えたのに、すでに辺りが暗くなっていると、なんだか残念な、心細い気持ちになります。

 そんな時に、「今日より明日は少し明るくなっているはず」と思うだけで元気が出ます。(単純なので…)

 今日の日没は、一番早かった12月の初めよりも、3分くらい遅くなっています。

 この休日も、日差しの暖かさを満喫します。

アナログすぎて、お恥ずかしいですが