オクラホマ・ミクサー

日々のあれこれたどり着いた視点

 マイムマイムに続く、キャンプファイヤーを囲むフォークダンスの王道です

 今の若い世代に伝わるかは、分かりませんが…(汗)

 一応、説明を入れます

 男子の輪、女子の輪の二重の円になり、同じ位置にいる者同士で手を繋ぎ、半ば肩を組んで踊ります  一節毎に、内側か外側かの円がずれて、次の相手と踊ります  曲が終わるまで、10人くらいの相手とこれを繰り返していきます

 思春期の始まる小学生にとっては、ワクワクの止まらない一大イベントでした

 長男が中学生の頃、これを久しぶりに思い出しました

 学年全体が開けっ広げな雰囲気で、「◯◯と◯◯が付き合っている」という話が日常会話の中でなされ、さらに「別れたから、次は◯◯と付き合うことになった」と、次の情報もすぐに入って来ました  付き合った期間は一週間くらいが平均で…  何の後腐れもなく…

 その様子を、私と長女は「オクラホマ・ミクサー」と呼んで面白がっていました  もちろん、BGMも頭の中で流れていました

 最近、また頭の中に、「オクラホマ・ミクサー」が流れ始めました

 転職サイトのcmを見ているときです

 若者たちが、自分に合った仕事に巡り合うのは大切な事なので、決して茶化したり、面白がったりしてはいけないとは思いながら、企業と若者が順繰りに出会いと別れを繰り返している二重の円が目に浮かびます

 無限に流れる音楽の輪から抜け出して、きちんと自分の居場所を見つけられる若者が、どうか増えますように