同じ空の下,子どもの頃のこと歳時記

 最近の投稿は季節ものばかりで、その中心は寒さについて

 載せる写真といったら白がメインのモノクロばかり

 自然物だらけの窓の外にはそれしかないんだからしょうがない

 でも、そろそろ飽きて来たぞ…

 子どもの頃は雪遊びが好きだったから、「今日は何をしようかな…」って、迷うくらいやりたいことがあった

 除雪でできた山でスキーやソリ滑りをした

 雪像やかまくらも作った

 雪合戦をするのに基地を作って、味方同士で作戦を立てたのはワクワクした

 同じ“一面真っ白”を眺めながら、こうも心境が変わるとは…

 子どもってすごいんだな

 神奈川に住んでいた頃の投稿 色を見つけた日

 あの頃は、休みの日というと近隣を散歩して、自分の知っているのとは違う冬を満喫していた

 椿や山茶花が咲いていたから、紅もあったし、緑だってもう少し鮮やかだった

 ちょっと恋しいなぁ

 そんなとき受け取った激励

 西の空に 冬至色 が迫る頃、東の大雪連峰が焦がれていた色に染まっていた

 「ときどきこんなサービスもするから、頑張って乗り切って」って

日々のあれこれ歳時記

 夕暮れ凍え 冬至色

 いつの頃からか、頭の中で作っていた言葉です

 高校生の頃、冬休みの課題だった俳句の一部として初めて文字に表されました

 ただ、誰にも理解されませんでした

 そんな言葉はないんだから、しょうがありません

 冬至色とは写真のような夕焼けの色です

 でも、いくつかの条件が付きます

 空が晴れて放射冷却が起こり、気温はマイナス10℃以下で肌がピリピリしていなければなりません

 冬至の頃なので、4時前後の日没から30分後 つまり、時刻が4時半頃でなければなりません

 こんなに早い時間に夜を迎え始め、しかもその夜が冷え込むと分かっている

 これから始まる寒さの厳しい長い冬を前に心細さが募る

 でも、そんな弱気な心のどこかで覚悟を決めています

 大丈夫 こういうのは知っている 越えられる

知っている も、どうぞ

 この体感で、この気持ちで見つめた夕焼けが冬至色なのです

 やっぱり、伝わらないかなぁ…

 ちなみに写真のこの日は、四日月と金星のコラボが凍える夕暮れに彩を添えてくれました

同じ空の下,日々のあれこれ歳時記

手前は、除雪でできた雪山です 結構な高さになりました

 水平線でも山の稜線でもなく、今年の初日の出は霧の奥からぼぉっと現れました

 こんな風に光り出す前の白い円が見えたときに気づいて、慌てて外へ出て写真を撮ったのですが、発表の最低気温がマイナス16℃の朝です 一瞬で手がかじかんで、堪能したり祈ったりする余裕もなく、ものの30秒で家の中に駆け込みました

 太平洋側とは違い冬の晴天が少ないこの地で、こんな形でも元旦に太陽が見られたのは嬉しいことです

 父が動けなくなってからここまでの5〜6年は、神棚の掃除やしめ縄の新調も満足に出来ずにいたようです

 久しぶりにリフレッシュした神仏にこれなら文句はないでしょうと今年の安全祈願をしました

 母は昨夜の紅白の氷川きよしさんが素晴らしかったとニコニコしています

 2025年がゆるりと始まりました