同じ空の下歳時記

 5月の初めに種を蒔いたネモフィラがやっと咲いた

 青く輝いて見えて、プレアデス星団みたい…って思った

 北海道で“青い絨毯”作りはなかなか上手くいかない

 一昨年は種蒔きしたものの大切な時期に世話が出来ず、学ぶところがほとんどなかった (関連 励ましの花を

 昨年はやっとこっちで動き始めたのに知識が足りず、植えた場所が悪かったのと肥料不足で花を楽しむところまでも行かなかった

 今年は種蒔きが遅れたかなぁ…と悔やんでいる矢先に水没事件が起こり、さらに田植えの忙しさで気持ちが向けられなくなっているうちに雑草に覆われたり…

 6月の中旬になってからやっと雑草の中から“発掘”し、例年になく雨の少ない日々に気を揉み、時間を作っては水遣りし…

 何とか数株の花を見ることができた

 ここまでの失敗を糧に、来年はもう少しマシな青い花畑をつくりたいもの! “絨毯”なんかその先だなぁ…

日々のあれこれ歳時記

 昨日は蒸し暑い一日で、夏至の日の太陽も午前中に雲の隙間に少しだけ仰ぎ見た程度だった

 そして夕方から夜にかけてかなりの雨

 一度水没を経験した畑やビニールハウスも、今回は純粋な天災で水の底に沈みかかった

 今日の午前中も雨が降ったり止んだり…

 空気もジメジメして鬱陶しかったのに、午後になって急に爽やかな風が吹き始めた

 向こうで何度か経験したいきなりの梅雨明けみたい!

 そして、「これぞ北海道!」と言わんばかりの澄み切った夕焼け

 たった二日間で夏至と梅雨入りと梅雨明けを一気に駆け抜けた気分だ

 明日からは、北海道の6月らしい天気が続くのかな

同じ空の下歳時記

 8時を過ぎても日没後の空が明るい

 関東で見ていた街の明かりでボォっと照らされている明るさじゃない

 澄み切った群青色…と呼びたい

 この頃からしばらくは日没が7時16分台になる

 夏至が過ぎても半月近くは昼間の名残を味わう時間が長い

 北極星を眺めて北へ北へと思いを馳せると、白夜を迎えている北極圏にたどり着く

 北の地に住んでいるのを実感できる小さな楽しみだ

ハマナスの季節はまだまだこれから