日々のあれこれたどり着いた視点

 実家とは、どうしてこうも荷物に溢れているものなのか…

 最近は、時間を見つけると「奥の物置」と呼んでいる、屋根裏を無理矢理利用した空間の片づけをする

 昨年までは年に一度、夏休みに来た時に恐る恐る扉を開け、中を覗いては「無理!」と再び閉める…を繰り返していた

 さすがに住みはじめたんだから、そんなことばっかり言っていられないし

 一度開いたら、段ボール箱1つ分くらいずつ…

 ゴミ出しの負担が大きくなりすぎないように

 何より、次にやるのが億劫にならないように

 焦らなくても大丈夫!これからもずっとここにいるんだから!

 自分を励ましながら、こつこつとやっている

 来年の今頃は、ここが空っぽになっていたらいいなぁ…

 それでも誰も責められない

 今やっているのは私の学生時代の箱で、教科書やノート、点数がついて戻ってきたレポートまで入っているんだもの

 そんなのをここに置き去って、悪く言えば押し付けて、別のところでまた荷物を増やして生きて来たんだなぁ…

 ところで、ここで役立つのは向こうで生活してきた中で身につけた断捨離術!

 昔の私なら途方に暮れたかもしれないなと思いながら、捨て方についてどんどん決断していける

 それについては、あまりにも大きな荷物から始まる“アルバムを断捨離”というカテゴリー(上のメニューからも選べます)で書いています

 技術的なことというよりは、処分するに当たっての心の動きが中心なんだけれど…

春に種を蒔いた黄色いコスモスが花盛りです

日々のあれこれ導いてくれた歌

 今さらながらですが、Official髭男dismさんの「ペンディング・マシーン」のこの一節が気に入っています

 職場の人間関係の中で見られがちな、「関わりたくないな」と思う瞬間を、スッキリとひと言で表してくれていて痛快です

 やっぱり天才的…

 関東圏にいたときには、職場の異動が度々あって、その都度文章をあげてきました

檸檬どうした わたし

 そしてその度に、「これに陥っちゃいけない」と自分を戒めてきたものです

 だって、黙ってたって職場の中でも年長者の部類なんだから、自ずと立ち位置が決まるのです

 そこで自分の経験値やスキルをアピールするなんて、子どもっぽいことはやめようって

 実は、ここに来てとうとう仕事を始めました

 タイミングのいいときに、半日程度の仕事があると声を掛けてもらえたのは、この地でいい人脈を作ってくれていた父をはじめとした家族のお陰だと感謝しています

 だからこそ、自己主張に陥らないように、謙虚な気持ちで仕事に励みます

北の地でも、キンセイマルは花を楽しませてくれました

日々のあれこれ

 北西向きの台所の窓からの夕日が綺麗なときは、居間でくつろいでいる母を呼びつけて一緒に眺める

 夕日に向かって母は手を合わせている

 私がこの家を巣立ってから40年間も変わっていない風景

 子どもの頃の思い出が溢れ出て来るのも無理はない

 そして私は、自分の心を幸せの方へと振ることを今日も思い出している

 それを最初に教えてくれたのは、きっと曽祖母です

 よろしければ、昔話 もどうぞ