日々のあれこれ歳時記,母の一世紀

 「昔から、『冬至十日前』って言われたもんだけど、本当なんだね」

 冬のある朝、母がそう言った

 当時、私は小学生だったと思う

 当然、インターネットなんか無かった頃だから、母の情報源は、テレビから数秒間流れる「日の出、日の入り情報」

 それを、毎日カレンダーに書き込んで、確かめたのだという

 そのときの母は、日付けと時刻、何分間日足が伸びたかを、細々と、嬉しそうに話していたなぁ

 ふと気になったことを、追求したくなっちゃう

 そうか… 私のこれは、遺伝なんだな

 インターネットがある時代に、新聞を切り抜いて資料を作りたくなっちゃった私の作品がこちら→→太陽の誕生日

日々のあれこれたどり着いた視点

 稲垣潤一さんの夏の行方を懐かしく思いながら、こんなタイトルにしてみましたが、こちらには、あのような哀愁はなく、生活感だけに満たされています

 ごめんなさい

 先日、「あ、排水溝が乾いている!チャンス!!」と思って、掃除をした

 ひと夏で枯葉や土、エアコンの室外機から出る水が育てる藻(?)がうっすらと積もっているのに、そこに隣家のエアコン室外機からそこそこの頻度で水が流れてくる

(関連水に流せない

 いつもジメジメしていて、触る気にもなれないでいた

 先週は好天が多く、エアコンの出番がない日が続いていたおかげで“好機”が来たのだ

 打ち放したコンクリートがスッキリ見えるくらい、細かい土埃まで取った

 気持ちよく冬を迎えられそう(単純なのです…汗)

 ここに、また水が流れてきたら、清らかなせせらぎのように見えるのかもしれないが、でも、やっぱりイヤだなぁ

 だって、他人の家の空気中の水分だって、どうしても思っちゃう

 私だってそう

 今、吐いた息の中の水分が、他人の家の敷地内を濡らすなんて、なんか恥ずかしい

 潔癖症ではないはずなんだけどなぁ

日々のあれこれ

 来年の4月のために、何かしたい

 最近は、休日の度にそう考える (関連呼ぶ声と夢と

 11月の末は、毎年、ベランダの観葉植物の整理をする

 今年は少し大胆に、植木鉢の削減もしようと思い立った

 向こうへ持って行くもの

 こちらに残して、ズボラな息子に委ねるもの

 後者は結末が見えて、胸が痛む…

 親球根の傍にできた子を植え替えて、一時は9株まで育てていたアマリリス

 人に譲ったり、整理したりして2株残し、北海道へ持って行く

2019年 最盛期ともいえた頃

 多肉植物も植え替え直して、可愛くなった

 これも、母が喜びそう

 白い、美しい花を咲かせるキンセイマル

 増え続けたのを、思い切って3球だけにした

 これなら、移動に耐えられるか

 また少し、来年の節目に近づいたかな…

 身の回りを、できるだけコンパクトにまとめるには、まだまだすることがある

 今日はこの辺にして、次の休日もまた考えよう

 ところで、今週末の旭川市の最高気温は、−2度らしい

 がんばれ、来年の私!!