日々のあれこれたどり着いた視点

 広く浅く採用している、座右の銘の一つです

 仕事で文書を作成する、外部と連絡を取り合う、など、上司に最終チェックを依頼するときには、「間違いを見つけてもらおう」「落ち度を指摘してもらって修正すればいいや」と甘えないと決めています …当たり前かな?

 先日、スーパーのトイレに入ったら、大きめの汚物入れの上に貼り紙がしてありました

「大人用の紙おむつを大量に入れないでください」

 極端な例とはいえ、これが現状です

“厄介な荷物を、だきるだけ早く手放したい”

 大量に買って、大量に廃棄するのが活発な経済だとされている今、捨てるときの思考や行動に人間性が大きく表れます

 そもそも、家庭で出たゴミをきちんと分別して、決められた日に出したところで自分一人で解決しているとはいえないのです

 天候も気温も関係なく、それを回収して廻る人がいます

 清掃工場で焼却して、残った灰を埋め立てる人やシステムがあります

 トイレを使った後に水を流し、綺麗になったところで、それは自分の努力で成し遂げているとはいえないのです

 そんな、自己完結が不可能な世の中なのですから、せめて「次にこれに触れる人」へ想像力を広げて、誠意ある行動をしたいものです

 この面では、自己完結は一生クリアできない高すぎるハードルです

この植物は北海道にもありました! 青い丸いのはおままごとの材料でした「イシミカワ」という名は、今回調べて、初めて知りました

日々のあれこれ導いてくれた歌

♫ 訪れるべき時が来た もしその時は 悲しまないでダーリン

 昨年の夏、テレビのCMでこの曲が流れた時、体の中で何らかの堰が切れて、溜まっていた思いが一気に溢れ出すのを感じました

 敢えて紹介するまでもない、Official髭男dismさんの、「アポトーシス」です

 我が子たちほど世代の離れた彼らを、何年か前から尊敬すら感じながら見守って来ていました

 言葉にも音楽にも秀でた天才って、いるんだな…  そう感じさせてくれる曲を、幾つも世に送り出しています

 この曲に心を揺さぶられた人はきっと多かったでしょう

 でも、そこまで大きく取り上げられることなく、静かにブームが去っていったような気がします

 理由は多分、「あまりにも、身につまされる」から

 突然の別れに怯えながら、「でも自分は大丈夫」と思いたい

 そんな毎日の中、現実を突きつけてくるこの曲を受け止めるには、大変な勇気が必要のように思われました

♫ 別れの時など 目の端にも映らないように そう言い聞かすように

 そのときからこの曲は、事あるごとに私の頭の中で再生され、一つの決心へと導いてくれました (関連 繋がった空の下で

 確実に訪れる別れなら、後悔しないように、今できることをするのがいいよ

 そう、背中を押してくれました

♫ 別れの時まで ひと時だって 愛しそびれぬように

 ただ一つ残念なのは、こんな素晴らしい曲に対してさえ、とてもいいところで

「使ったコップは片づけなさい」

と、つい指摘している、口うるさいお母さんがここにいることです

今年のキンセイマルは花盛りです

日々のあれこれ歳時記

 頭の中に、季節の節目に思い浮かべる小さな太陽系があります

 太陽のまわりを地球だけが回っている、超シンプルなものです

 地軸が程よく傾いていて、太陽を中心に反時計回りに回りながら、北半球がよく照らされたり、照らされにくくなったりしています

 その太陽系の中で、地球が一番手前の位置に来ました

 秋分の日です

 よく言われる、

「太陽が真東から上って、真西に沈む」

「昼と夜の長さが同じ」

が当てはまらないことは、春分の日に書いたように、こちらも同じでした (関連 北面を照らす陽 )

 ここしばらく、日の出、日没のみならず、太陽の姿を見ることがかなり少なかったので、その動きへの興味がやや減少気味です

 それでも、この機会に、雲の向こうの太陽を想像しながら…

 真東や真西を通過するのはどちらも明日、24日のようです

 昼と夜を12時間ずつ分ける日は、26日〜27日と幅がありました

 明日は無理でも、26日にもなれば、節目を迎えた太陽を眺めることができるかな…

 ちなみに、26日は新月です

 月がその節目を迎えると、そのときだけ、超簡単な脳内太陽系の地球の近くに月がちょこんと現れることになっています

 なかなか便利です

レモンブライトという品種のコスモスです  黄色いコスモスが、こんなに普及していたなんて…!