日々のあれこれ

 中途半端に雪が降った日にありがちな道

ピンぼけでごめんなさい

 田舎道で除雪の優先順位が低い

 でもタイヤが埋まるほどの積雪じゃないから、避けられることなく朝から何台もの車が通る

 その車たちは、前についたタイヤ痕を辿らずに、少しずつずらした位置を走って行く

 だから昼頃にはこんな風に、全体が程よく圧雪されて走りやすい道になっている

 私は少し中央に寄って、真ん中に残った山を踏み固めるのが務めかなぁ…なんて考えながら走る

 打ち合わせもなしに、条件反射でやっちゃうこの“雪国の知恵”を結構気に入っている

日々のあれこれ

 今日、この冬一番の強気な人に会った

 それは旭川市街地を走るバスの運転手!

 除雪はそこそこ綺麗にしてあって、轍が気になるほどではなかった

 でも路面のほとんどは圧雪アイスバーン

 停留所から発車しようとしてウインカーを上げても、後続車は停まらない風習らしかった

 ブレーキをかけるのも怖い気がする事情は分かるけど

 それでも強気の運転手は隙間を見つけて滑り込んでいく

 急な加速でタイヤが滑りがちでもアクセルを踏み込んでいく

 右折だろうと左折だろうと最低限の減速で、無駄のないルートを辿って方向転換していく

 乗客たちはみんなしっかり手すりや吊り革に捕まって“難局”をしのいでいた

 一番動揺していたのは私だったんだろうなぁ…

 こんな道路状況のときでも待たされることなく往復できたのは、そんなチームワークの賜物だったか…

 降りる時に「ありがとうございました」と会釈をして、ちらっと運転手さんのお顔を見ると、穏やかな表情の男性が「ありがとうございました」と返してくれた

日々のあれこれ母の一世紀

 「今日はあったかくて良い日になったね」

 母が車に乗り込むなりそう言った

 やっとスーパーが営業を始めたので、気晴らしに一緒に買い物に行くところだった

 私は車の外気温計をチラッと見て「そうだね」と言った

 マイナス6℃だけどね…とは言わないことにした

 年明けから続いていた冷たい強風が止んで、薄日が差しているものね

 先日、母が急に思い出話として 温かい冬 のエピソードを話し始めた

 これは私の記憶から書いたもので、母の思い出話に由来していないのだけど

 そうか、母にとってもあれは印象深い思い出だったのか…

 あのとき母が仕事を辞めた理由は、私目線で書いたあの文と同じだった

 子どもたちが寂しがっていることを知って、いたたまれなくなったと…

 最高気温がマイナスってことはザラにあるけど、あったかいって感じることも多いんだよな、ここにいると