同じ空の下歳時記

 昨年まで関東にいて、ここ(旭川市)の冬の天気予報を見ていてちょっと違和感があった

 こんなに毎日天気が悪かったっけ?

 くもりのマークと雪のマークが並んでいる

 それはもう毎日のように…!

 冬って晴れの日が多くて、日中はけっこう明るかったんじゃなかったっけ?

 戻って来て暮らしてみると、確かに天気予報は当たっている

 毎日雪が降る

 チラチラとひっきりなしに…

 そしてそれなりに雲が多くて、曇り空には違いない

 でも、私の記憶も間違っていなかった

 空には雲の切れ間があって、日が差す時間もそこそこあるのだ

 さらに、反対側の空はこう…

 こうしている間にも、雪はチラチラと降り続いている

 しかも、雲のこの状態は長く続かず、十分もすると一面雲に覆われて、雪がワサワサと降り始めるのだ

 そんな天気を端的に言い表すなら、やっぱ「くもりときどき雪」だよなぁ

 もう一つ、冬が明るいイメージだった要因は雪だった

 「雪あかり」という言葉のとおり、地面が全部白いんだもの、街灯の僅かな光が乱反射して夜でも遠くまで見渡せる

 昼間に日が照ったら眩しいくらい

 天気が悪くて暗いようなイメージが一蹴されて、少しホッとした気分で迎えている今冬

 でも、気温が低いという記憶はしっかりと当たっている

 今日は最低気温がマイナス6℃、最高気温はマイナス3℃

 寒さの本番はこれからなんだけど(泣)

日々のあれこれ歳時記

 日没が3時台になった

 今日は旭川市で3時58分

 一番早く沈む日は53分台で、12月9日か10日あたりかな

 神奈川にいた頃は、一番早い日没で4時26分くらいだったので、4時半にはすっかり暗くなっている今の状況は、懐かしいような心細いような…

 それでも、母が昔調べた“冬至十日前”の理どおりに、夕日を眺める時刻が遅くなっていくのを喜べる日も近いということ

(関連 冬至十日前 )

 カーテンを開けたら一面真っ白!なんて朝が増えてきたし、先日はヒヤヒヤしながら久しぶりの雪道運転をした

 数日後には、そんな雪も綺麗に消え去ったので、このスキに…!と、畑の冬備えをした

 気まぐれに変化する自然の都合を「今日はこうなんだな」と受け入れて、人の都合と折り合いをつけながら日々を乗り切る季節がやってきた

日々のあれこれ歳時記

 ふぅ…

 帰っちゃった…

 ってなってから、半月過ぎたけど…

 多分、多くの人が知っているこの感じ

 寂しいような、ホッとしたような…

 姿が思い出される場所や物がそここにあって、胸がキュンとなるような…

 それでも幸いだったのは、その後の慌ただしさ

 野菜の収穫や畑の片付け! しかも稲刈りは最盛期!

 それに伴う人の出入り

 そして、それも収束へと向かっている

 春から大きく繰り広げて来た数々の手駒たちは、至るところでしゅるしゅると回収されて手元にまとまっていく

 残るのは、雪の下になるのを待つばかりの地面

 冬を越える決意をしている僅かな植物

 そうだ、この繰り返しを見て育ったんだ

 一つの家の中で、家族が身を寄せ合って、行動範囲の少ない、楽しみもささやかな冬を越えていくんだった

 昨年の冬までは、母が一人でそれを繰り返してきたんだな

 私が戻って来たからといって大きな違いはないと思うけど、心細さは随分埋めてあげられるはず

 久しぶりの雪かきだけど、ちゃんとできるかなぁ…

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