奇跡のような軌跡

 年末になると、「ああ、今年も一年、なんとかやって来られたなぁ」と、感慨にふけってしまいます

 そんなことを毎年やっています

 こちらに来てから20回も…

 納得できない毎日から抜け出そうと決めたきっかけは、何処かから私を呼んでいる気がする声(呼ぶ声)と、たまたま見た縁起の良い夢(色のついた夢)でした

 多くの人は、それを錯覚とか勘違いとか呼ぶのでしょう

 でも、現実的じゃないと諦めるには、私の好奇心は強すぎました

 加えて、あまりにも頑固でした

 失敗にしたくない一心で、無我夢中で走った20年でした

 だって、負けず嫌いなんだもの

 そして、3人の子どもを巻き込んでまで、ここで成し遂げたかったことは、もうそろそろ終わりに近づいているのかもしれません

 ここ半年で書き続けたように、今、その“声”は、北海道から聞こえて来ています

ツルムラサキって、食べられる植物なのですね

日々のあれこれたどり着いた視点

 丈夫なドームを作ろうとしている

 手っ取り早く、お金だけかけて

 本当に安心なのか、誰もが不安を抱いているというのに

 企画者は、内側の人に、「これで安心だから、費用はもってね」と言っている

 内側では、「また、金を取り上げるのか!」と不満が噴出している

 その延長で、小競り合いが続いている

 「自分を、他人より強く、大きく見せたい」

 「他人より、少しでも得していると思いたい」

 「生きるためには、小さな犯罪くらい仕方がない」

 現状を冷静に見て、分析してほしい

 順番が違うってことに気づけないのかな

 守るに値する国を作るのが先でしょ

この平和な空を守るために、火の力が必要か…?

日々のあれこれ歳時記

 12月になると、とりあえず、ジョージ・ウィンストンの「DECEMBER」を聴きます

 洗濯物を干しながら

 掃除をしながら

 心の中は、目の前にある生活感のある物事から離れて、頭の中で雪が降り始め、やがて吹雪になっていきます

 そり遊びをしていた、幼い頃の感覚が蘇ります

 日本で感じるよりも、ずっと粛々としたクリスマスの雰囲気を味わった後に、厳かに年を越えていきます

 その中でも、必ず家事の手を止め、掃除機の電源を切って、聴き入ってしまう「ハッヘルベルのカノン」

 華やかに祝い、楽しもうとするのは世界共通なんだなぁと、ホッとするような気持ちになります

 年が明けて、仕事が始まる頃に、必ずこの時期のことを思い出します

 年末年始のあれこれを楽しみにしていたんだなぁ

 あっという間に過ぎて、ここまで来ちゃったなぁ

 それでも、戻るよりも、春に向かって進みたいな

 ここまでのひとセットを毎年繰り返します

 来年も、「前に向かって進もう」と思っていられることを願っています

 よろしければ、こちらもどうぞ感じ取る季節

何かの文明の遺物かな…?