日々のあれこれたどり着いた視点

 昨日から降りっぱなし

 予報では今日が明日に変わるくらいまで

 籾まきなど、ビニールハウスの中でするような仕事は終わっちゃったから、この天候だと外でできる作業はない

 思えば、4月半ば過ぎにこっちへ来て以来、なんやかんやと動き回ってきたなぁ

 花や野菜の種を植えたり、大きくなる前にと庭の草を取ったり…

 思いつくままに手を出して、休む暇を作らなかった

 昨日は雨のせいでほとんど体を動かさずに過ごした

 するとどうでしょう!

 ここに来て、体の節々が痛み出した

 二日目の今日は、体が重だるくて何をする気にもならない

 そうか、体の悲鳴は休んだときにやっと聞こえてくるんだ

 脳の中のアドレナリンとかいうヤツが、楽しみすぎていた私を実力以上に酷使していたんだなぁ

 二日間の雨がもたらしてくれたゴールデンウィーク明けの休暇

 自然に逆らわずに共に生きていると、休むタイミングも教えてもらえるってことか

 退職後の晴耕雨読の生活は、天を仰ぎながらその日の行動を決めていた人類の根本へと少しずつ近づけてくれるのかな

庭の隅で見つけた「幸せの密集」いくつ見つけられますか?

日々のあれこれたどり着いた視点

 今朝のニュースで、いたずら書きの被害にあった人が、インタビューに答えてこう言っていた

 思わず、クスッと笑ってしまった

 最近、街中で増えているいたずら書き

 個人の所有地、所有物、公共の施設など、お構いなしに書かれているそう

 そういえば、見たことあるなぁ

 ホント!自分の家で思う存分やればいいのに!

 誰かに見て欲しいなら、今の世の中、世界中の人に見せられる手段を誰もが持っているじゃない!

 そこでふと考える

 それでも、目の前の現実の中で自分をアピールしたい気持ちって、人間の中にまだちゃんとあるんだな

嵐の後の桜は、撮っている間も花びらを降り注ぎ続けました

日々のあれこれ

 この4月から、とりあえず肩書きが一つ外れた

 ずっと待っていた

 仕事っていう立場や時間の拘束は、我儘レベルのマイペースをひた隠していた私には、時々胃が“きゅん”となるくらいのプレッシャーだったんだもの

 20年くらい前にこの地へ引っ越してきたときは、「なんとしても“何者か”にならなくちゃ…」って、焦っていた

 3人の子どもの人生の前半を、自分の都合で巻き込んだ責任は十分に感じていたし(関連 一緒に生きようと

 贅沢はできなくても、安心して暮らせるだけの収入が必要だったから

 横浜線の上り電車の窓から街並みを眺めながら、「ここのどこかで“何者”かにきっとなる!」って、自分を鼓舞したのだった

 やっと手に入れて、守り続けて来た肩書きだったけれど、清々しい気持ちで手放した

 20年間、我ながらよく頑張った

 できることはやり切った

 向こうへ戻ったらまた、“何者か”になる必要が発生するのかもしれないけど、移動までの半月は肩書きのない◯◯さんを満喫しよう