日々のあれこれ母の一世紀

 20日の母の“フライング種まき”から4日

 つるなしいんげんが芽を出した

 気持ちとしては、「芽を出しちゃった…」

 関東で2月としては記録的な夏日になった頃、北海道でも気温が上がったし日差しも強かったので勘違いする植物がいてもしょうがない

 でも、明日や明後日の最低気温は−10℃以下だよ〜

 夜でもストーブは消さないから、寒さにやられることはないだろうけど、天気の良い日が続くとは限らないよ〜

 そんな心配をよそに、母のやる気は止まらない

 覆いを外してみたり、かけ直してみたり…

 「ナスは芽が出るまで長いからね」なんて言いながら、1時間おきに覆いを持ち上げて“確認”してみたり

 「昔から、2月に種をまいて苗を立てていたものだよ」

 いついつ頃になったらああしてこうして…

 記憶に心配はあるものの、体に染みついた確かな経験に基づいているのかもしれないしなぁ

 大先輩の言葉に耳を傾けて、お手並みを拝見!

 そう決めて見守ることにしている

日々のあれこれ歳時記,母の一世紀

 8時少し前に母が言った

 「はやから、雨だれが落ちてきたわ」

 昨夜降って、屋根に2cmくらい積もっていた雪が溶けてポタポタと落ちていた

 あらためて聞くと「はやから」って懐かしい言葉

 曽祖母がよく言っていたなぁ

 雰囲気で伝わると思うけど、今私がいうとしたら「もうはや」かな…

 8時前に屋根の雪が溶けて落ちてくるなんて、確かに空気が緩むのが早い

 ここ数日の暖気で、前回の屋根雪さえも全て落ちて屋根が軽くなった

 ちなみに、あれのことを雪庇(せっぴ)と言うのだと、初めて知った(汗)

 こうやって、降った分が早々に溶けていくのを見ても春の気配が日に日に強まって行くのを感じる

 その気配を過剰に感じ取ったのか、母は「はやから」野菜の苗を立てるべく、日当たりのいい窓辺で種まきを始めてしまった…!

 さすがに早すぎじゃないのか…⁉︎

日々のあれこれ

 この屋根は毎年こうなる

 傾斜が緩やか

 北西向きで陽のあたりが良くない

 大体の屋根は今日みたいな天気の良い日にじわじわと溶けてザザッと落ちる

 時にはあまりの大きな音に跳び上がるほど

 でも、その反面清々しい気分になる

 一方、ここは見るたびにもどかしい

 でも、がまん、ガマン

 下から突いたらどんな規模で落ちてくるか分からない

 屋根に上って下そうなんてもってのほか!

 幸い、家が潰れるほどの量じゃないし…

 母にも「近づかないで!」って言ったけど、私よりもずっとよく分かってる

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