日々のあれこれ歳時記

 昨日の最高気温はマイナス6℃だった

 前回投稿の冬のあかりのとおり、日がさす時間も結構あるので、体感ではそんなに辛くはなかった

 それでもマイナスはマイナス

 積もった雪が溶けることはないので、雪玉を作ろうとしてもサラサラしていてまとまらない

 だけど、一日中マイナス気温の真冬日でも、道路の雪が溶けてアスファルトが露出するタイミングがある

 今シーズンに入ってから気をつけて見ていたけど、大体マイナス3℃以上になった時じゃないかな

 日差しの役割もあるけど、もう一つの要素はきっと地熱

 道の上に比べて橋の上の雪は溶けづらいもの

 路面の雪が僅かに溶けたところから、黒いアスファルトと水がいい仕事をして雪溶けが加速する

 日中だけでもアイスバーンから解放されるのは嬉しい

 こうやって、寒い中にも訪れるホッとできる材料をかき集めて、この冬を乗り越えようと自分を励ます日々

 冬至十日前 の言葉どおり、日没時間は10日辺りに底を打って、夕日はこちらへ近づいてきているし!

関東では、そろそろ蝋梅が蕾をつけている頃かなぁ…

同じ空の下歳時記

 昨年まで関東にいて、ここ(旭川市)の冬の天気予報を見ていてちょっと違和感があった

 こんなに毎日天気が悪かったっけ?

 くもりのマークと雪のマークが並んでいる

 それはもう毎日のように…!

 冬って晴れの日が多くて、日中はけっこう明るかったんじゃなかったっけ?

 戻って来て暮らしてみると、確かに天気予報は当たっている

 毎日雪が降る

 チラチラとひっきりなしに…

 そしてそれなりに雲が多くて、曇り空には違いない

 でも、私の記憶も間違っていなかった

 空には雲の切れ間があって、日が差す時間もそこそこあるのだ

 さらに、反対側の空はこう…

 こうしている間にも、雪はチラチラと降り続いている

 しかも、雲のこの状態は長く続かず、十分もすると一面雲に覆われて、雪がワサワサと降り始めるのだ

 そんな天気を端的に言い表すなら、やっぱ「くもりときどき雪」だよなぁ

 もう一つ、冬が明るいイメージだった要因は雪だった

 「雪あかり」という言葉のとおり、地面が全部白いんだもの、街灯の僅かな光が乱反射して夜でも遠くまで見渡せる

 昼間に日が照ったら眩しいくらい

 天気が悪くて暗いようなイメージが一蹴されて、少しホッとした気分で迎えている今冬

 でも、気温が低いという記憶はしっかりと当たっている

 今日は最低気温がマイナス6℃、最高気温はマイナス3℃

 寒さの本番はこれからなんだけど(泣)

日々のあれこれ歳時記

 日没が3時台になった

 今日は旭川市で3時58分

 一番早く沈む日は53分台で、12月9日か10日あたりかな

 神奈川にいた頃は、一番早い日没で4時26分くらいだったので、4時半にはすっかり暗くなっている今の状況は、懐かしいような心細いような…

 それでも、母が昔調べた“冬至十日前”の理どおりに、夕日を眺める時刻が遅くなっていくのを喜べる日も近いということ

(関連 冬至十日前

 カーテンを開けたら一面真っ白!なんて朝が増えてきたし、先日はヒヤヒヤしながら久しぶりの雪道運転をした

 数日後には、そんな雪も綺麗に消え去ったので、このスキに…!と、畑の冬備えをした

 気まぐれに変化する自然の都合を「今日はこうなんだな」と受け入れて、人の都合と折り合いをつけながら日々を乗り切る季節がやってきた