長子でである娘の誕生日が来るたびに、感慨にふける
「ああ、“お母さん”になって◯◯年たったんだ」
あの日は、喜びよりも不安でいっぱいだった
それまで見てきた母の生活を思い返すと、ハードルの高さに圧倒されそうだった
私の意思とは関係なく、行動する(主に泣く)“個体”に対して、自分の責任が発生したなんて、大それたことだった
何年か前、私の“お母さん生活”の長さが、それ以前の“お母さんじゃなかった生活”の長さを追い越した
振り返ってみて、どちらにも輝く瞬間があって魅力的だけど、岐路に戻って選び直せたとしても、迷わずこちらを選ぶなぁ…なんて考えたものだった
初めての孫は、今年の夏で4歳、その弟はもうじき2歳になる
可愛い盛りの下の子は、その一挙一動が愛らしい
それでも、初孫に対しては、数年間見守ってきた愛着の他に、“私をおばあちゃんにしてくれた子”である感謝もあって、やはり愛おしくてならない
肩を張らずに、思う存分可愛がっていい相手ができるなんて、なんて素敵なこと…❗️
娘は今、どんな思い出や、今の思いを大切にしながら、二人を育てているのかな
(関連 土砂降りの雨に )