短歌が好きです
教科書に載るような、有名な作品
現代の社会を詠んだり、風刺したもの
新聞の歌壇で毎週紹介されるような、一般公募作品まで
たった31文字の中に、壮大な情景や、作者の一瞬の心の動き、ときには時間の流れまでも閉じ込めて、表されていないその背景までも想像させるんだから
そして、時々落ち込んでしまいます
自分には、削ぎ落とす勇気がないんだなぁ
これまでも、心に残った短歌を幾つか紹介してきました
無謀にも、作った作品を上げてみたこともあります
10年以上も前になりましたが、以前一般公募の歌壇で話題になった、当時ホームレスだった投稿者の作品が、今でも心に残っています
『親不孝通りと言へど 親もなく 親にもなれず ただ立ち尽くす』
空間、時間、心情…、押し寄せるように伝わってくる“情報”に圧倒され、しばらく目が離せず、何度も読み返したものでした
そう、言葉でも文章でも、短くて伝わるのが一番!
そして、受け手に考える余地を残しておくのも大切なんじゃないかな
なのに、ついつい書き連ねてしまう
分かってもらおうとする気持ちが強すぎるんだろうな…
ああ、今日も長々と書いちゃった…