同じ空の下母の一世紀

 母との生活が始まってほぼ3ヶ月

 話し相手がいる

 必要なときに買い物ができる

 食事を準備する負担が軽くなった

 一人でいるときには味わえなかった心強さ

 母の安心感は、言葉からも表情からも伝わってくる

 それでも、私が起き出す6時には家の周りを既に一周していて、野菜の生長ぶりを把握している

 田んぼの水が多いだの少ないだのと、気を揉んでいる

 先日は、やっと実が膨らみ始めたとうもろこしがアライグマに荒らされたと、起き抜けの私に憤りながら知らせてくれた

 午後、木陰の椅子に座ってじっと遠くを見ている

 遠くで庭仕事や畑仕事をしている友だちを見ている

 元気ぶりを確認したり、その人と楽しんだことや苦労話を思い出したりしている

 夕方、やっと風が涼しくなったと喜んでいる

 沈んで行く大きな夕日に手を合わせている

 ずっと一人でそうしていたんだね

 そんなとき私は空気になって、様子をただ見守っている

 祖父が母に言った言葉

 「生きていりゃ、きっと良いことがあるからな」( 勝手に使命感 参照)

 良いことあった?

 私が聞いたら、きっと「あったよ」って笑顔で言うんだろう

 本当のことだけ知りたいから、それは聞かないことにしている

7月に富良野へラベンダーを見に行ったのは、何と初めてです

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